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井上氏Q&A特集

 

  同じ質問が被る事を防ぐ為と
  人々の好奇心充足のため、
  掲示板ログよりQ&A方式で
  井上氏に答えて頂いた質問を
  まとめてみました。

 

ブランク期間の消息は?
DF6が作られなかった理由は?
DF6を作る予定は?
たべ五郎はマスコットキャラ?
ため蔵の冒険って?
マスオがアホになった理由とは?
サードラルの若い頃って?
ため蔵暴走の理由とは?
サードラルの意志が向かうところとは?
マスオさんのエピソードありませんか?
2後編のサリアさんの生死は?
同じ名前の人は同一人物?
エクサーの目的とは?
 ジラ の生別は?
エストやため蔵の母親は?
エストの親はどういう立場の方?
ヤマモト師匠の正体とは?
もしかしてGガン●ムですか?
話とネタのわき出るツボはどこから?
DF世界に輪廻転生ってあるの?
エグラートにはなぜ輪廻転生があるの?
フォースって?
守護国って?
DF世界の魔法って?
DF世界の長生きの原理とは?



どっかで井上さんは行方不明になってるとか聞いたような気がしたんですけど、隠居生活でもなさってたんですか?
ボクはまだ生きてます。生還してます。
ふふふっ〜、まだ生きてんだぞぉーーーっ♪♪(マッキーファンなのです)

実はちょいと病気でして、行くって言ってたアスキーに行かないまま闘病してたんで、あっちで行方不明になってたらしいことはちょい前に聞いたことがあります。
うーん・・・今となっては出世欲も失せてますからねぇ・・・。

やりたいようにやっておりますです。

DF6が発表されなかったのは何故ですか?
DF6は、リングオブフォーチュンの後に作る予定だったんですが、リング・・の制作途中で、キャラグラとかが終わってぐらいに病気になってしまい、編集部の方にもみなさんにも申し訳なかったです。だいぶかかっちゃたんで、結局、お流れになってしまいました。

DF6を作る予定はありますか?
DF6は、作る予定はありません。とゆーより、漆黒を合わせた六魔王編がボクの中ではDF6になるのかなぁ? とにかく新シリーズになってますんで。
マスオとマイオストは同一人物です。それはシナリオが進むにつれ、わかるでしょ。もともとのおバカではなかったということで。
えっと、ノベルつーか、台本小説みたいな「漆黒の・・」なんですが、どうやらここのHPの作者である風見さんが、このページに載せて下さるそうなんで、お願いしております。でも、挿し絵がまったく出来てないんで、もーちょっと待って下さいね。当初はそんな予定じゃなかったんで、バタバタと描きます。絵、あったほーが雰囲気でるかなぁって思って。で、今日、序章の挿し絵を描きました。でも、序以外に六章もあるから、いっぱい描かないかんかなー。量産すると私は絵に手抜きを施しますんで、そこはご勘弁を。

管理人注…「漆黒の魔王」はこちらにて掲載させて頂いてます。

たべ五郎って、井上さんがフグ好きで、往年のギャグ「アッと驚くタメゴロ〜♪」に由来していると聞いたのですが。FFのチョ●ボや、DQのス●イムみたいなマスコットキャラを目指して考えられたってホントですか?
いやーうわさって怖いですね、でもマスコットなんて狙ってないです。もー思いつきの産物でして、中身はかまぼこです。分裂して増えていくよーな、単細胞なヤツです。

DFの開発秘話や、ソフコンの中で言及されていた
「ため蔵の冒険」というのはどんな感じだったんですか?
ため蔵の冒険はDFの原型で、五回作り直して出来たのが、DF1で、四回目がそのため蔵・・になります。そのころから、DFは1と2の二部で作るのを決めてました。でも、DF1が落ちたら2作ってもしゃーないと思ってた頃、編集部から連絡あったんでバタバタ2を作った次第です。ホントは3.4.5と繋げるつもりはなかったんですけど、外伝っぽく繋げてしまいました。ため蔵・・の本題ですが、あれはすんげー馬鹿ゲーで、今のところマスターディスクが何処にいったかわかんないし、あれって途中で作るのやめてます。やめてDF1を作った次第です。ほんとあのディスク、今、何処いってんだろ?
もし大掃除のさいにでも見つかったら報告します。

マスオは、1の時は超マジメだったのに
2から一転してアホになりましたね。
2000年の間、マスオの身に何があったんでしょう?
マスオは制作当初から『アホ設定』でした。
と申しますのも、本当は2が先で1が後の予定だったからなのです。
当時、学校にも通っておりましたし、時間的にちょっとボリュームのある2をいきなりは作れないんで、そのボリュームを半分にした1(とゆーか、2の前編の、さらに前編)を作るとゆーことになったんですネ。2はキャラも多くて、顔グラの問題もありまして・・・。
だから2は前後に分かれてます。一人で移動キャラ4人分も消費しますもんで。

結論といたしまして、マスオは初めから『アホ』です。

1で、気取ってみただけです。坂田師匠よりも、さらにアホであります。

ライブエオンの皆さんって若い頃は結構無茶苦茶やってるみたいですが
サードラルの若かかりし頃ってやっぱりああいう感じだったんでしょうか?
サードラルは若い頃から真面目だったと思いますよ。その弟はたぶんため蔵みたいなヤツだったでしょうけど。
一応、サードラルの目的は果たされたような感じにはなってましたけど、そのセヴァリオスの背後に存在した、いわば三身一神を生み出す温床の存在に気付いた時、その目的は次第にその温床の方へと向けられるよーになったのでは、と。だから、その意志を継いでるタルスメフィーがエクサーを目の敵にするのは、そういった理由からです。

ため蔵の性格が変わってしまったのは何故?
IV以降のため蔵にはサードラルの信念が乗り移ってます。同時に彼の『強さ』(やさしさ、悲しみ、そして絶大な力)も受け継いでいる、覇王を継ぐ者です。顔もなんとなく、サードラルに似てるでしょ?
もう一人の覇王の継承者は、レオクスです。

タルスメフィーにあるサードラルの意思は、どこに向かうのでしょうか?
実は4のタイトルは本当は「アトロポジィカ」じゃなくて、「狂気の帝王」だったんですね、作ってた時は。
覇王とか帝王とか、呼称はいろいろなんスけど、彼らが目指しているのはゼリオス中心に存在すると言われる、エクサー、そして混沌の世界を生み出ししもの、『根元』です。
そこにたどり着くにはまだエピソードを幾つも重ねないといけないんですが、御存知のよーに宇宙は広いです。世界が2000もあります。2000と言うと、ツクールのようですネ。
覇王サードラルなタルスメフィーの目的はセヴァリオスなどの三身一神やエクサーを生み出す温床となったと推定される『根元』と呼ばれるものの打倒です。
ですからバルスディなどはそこに至る通過点でしかなく、そこに、もう一人の覇王の資質を持ったレオクスがいて、マヴル・ランカスターの狂気、ファルベリアに利用されるというとこで4は終わってたんじゃないかな。・・・と思ってますけど。
まー、そんな感じということで。

炎の魔将時代のマスオさんのエピソードとか、
あったら教えてください。ディナスを尊敬する理由とか。
あとディナスの兜の中身とか・・・。
ため蔵の冒険時代のマイオストは、DF2よりさらにアホで情けない役回りでしたね。
主人公のため蔵と出逢うつど漫才というかため蔵の詭弁に乗せられて、レベルが95もあるのに毎回、おぼえてろー! だったような気がします。
ディナスとマイオストの関係は友人でありながら、親子のようでもあるという信頼関係にあるという位置づけだったと思います。初期設定の絵(ボクの高校時代・・・8年前?)では、ディナスは仮面なんかかぶってません。

2前編と後編もかなり間がありますが、
それまでずっとサリア騎士団だった事が当時から気になって。
もしかしてサリアさん生きてたんですか?
サリアは行方不明ですね。そーゆー設定でいかがでしょ?
死んでるって思いこんでるのも良し、ふと登場させるもよし。ってな具合です。

DFシリーズに出てくる
同じ名前の人物って、やっぱり基本的には同一人物なのでしょうか?
一応、DFキャラはシリーズ共通です。
でも、漆黒の・・からは違うのもありますし、同じのもあります。
漆黒にウィルハルト聖剣王ってのが出てきますが、彼はまえのDFとは別人なのであしからず。気に入った名前はどんどんリサイクルしてますんで。

エクサーの目的って、その世界に住む人間の統治でいいのでしょうか?
実はボクもエクサーの定義は今ひとつ不明です。というか、ラスボスのさらにラスボスとゆーか、黒幕的存在としてよく使用しますので、ストーリーによって、その定義はまちまちです。
例えば『魔王』というものも、ほんとRPGに出てきそうなステレオな極悪大魔王もいますし、マスオみたいなアホもいます。ヘクション大魔王などもです。
ですから、こんなもんだろーと、ある程度自由に考えて貰って問題ないとは思います。

破壊の使者 ジラって最初から女性だったんでしょうか?
そーですね ジラ は初めから女性です。セヴァリオスが男性、そしてフェルツが中性です。

エストやため蔵の母親はいったい何者だったんですか?
エストやため蔵の母親というのは、特に何も決まってませんです。
ボク的DF輪廻論では、肉体は魂という永久の存在を地上に実体化させる手段の一つってなことになってますんで、産みの母=魂の母でない場合がありますね。ここはすげーめんどい難しい話になるんで、普段は触れません。魂=フォースではありますね。
ちなみに一般の方はほとんどの場合、輪廻せずに、命の潮流に巻き込まれてエクサー等のフォースの肥やしになります。

エストの育ての親で、1が始まる十年前のベサメルド共和国との戦争で戦死した、スレクウイルド公爵ってどういう立場の人だったんでしょうか?
スレクウイルド公爵は『公爵』という以上、ウィルハルトと言うよりティヴァーテ王家と血縁関係にあります。んで、バルマードの叔父でバルマードの父の弟、ちゃんとティヴァーテ剣王国にスレクウイルド公爵領があります。
ベサメルドは大国でティヴァーテ剣王国とは敵対関係にあります。

DF4に出て来たファルベリアの剣の師匠はヤマモトだそうですが
そのヤマモトって、グランハルトの師匠のヤマモトと同一人物なんでしょうか?
だすると、どういう人なのか気になります。ヤマモト師匠。
ヤマモトは伝説の孤高のサムライで、それはボクにも謎です。彼はジェパングとは当然関わっています。それをいつ使うかはわかりませんが、レオクスの方は六魔王編に登場予定で、彼の立場はエストレミル教国の法王という立場で出ます。たぶん、ファルベリアもそのへんで登場してくるでしょう。でも、新設定に変わってますので、全く前のままというわけにはいかないでしょーね。

たしかルテナスかDF4だったと思いますが
「東方は赤く燃えている」とか「この馬鹿弟子がぁといって右手で叩かれたら」ってセリフがあったのが思い出したのですが、もしかしてその元ネタはアレですか?
そのネタはもちろんあの師匠です。と申しますのは、我が心の師の中にあの大先生「カズ島本」氏がいらっしゃるからなのです。ワンダービットは面白かったなぁ・・・。

話とネタが出てくるつぼ欲しいなぁ・・
いくらで買いました?
「指圧の心、下心」といったふうに、ツボは水物です。
値段は安いのですが、レア物というよりなかなか市場には出回らないみたいですね。
島本*彦氏は、かめ棺のように巨大なツボを中国辺りで手に入れたらしいのですが、それには作画とデッサンと勢いと根性とネタの泉がわき出る素(入浴剤みたいなものらしいです)が入ってたみたいですね。ボクもデッサンのツボが欲しいと思って朝市やフリマやコミケなどにも顔を出してみたのですが、ため愚痴のツボなら1,280円で売ってましたネ。
やっぱりスペシャルレアなデッサン+アマノ ヨシ*カ氏の魂のツボなどはオークションでも10,000,000カペーカ(19,800円くらい??)はくだらないらしーので、ボクには手が出ません。

以上、ツボ情報IN福岡ドームでした。

死ぬと人のフォースは「命の潮流」という大きな流れに飲み込まれて、また何等かの生命として世に帰って来るということでしょうか?
いいえ、甦りません。甦ることか出来るのは、自らの魂、フォースを命の潮流から分離させることの出来た者達だけです。肉体は滅んでも、その魂、フォースは不滅というのがライブエオンとかの長寿の秘訣だったと思います。まー、それで肉体を与えてくれるのが産みの母ってなことになりますけど。

レーナちゃんが「人はエグラートにおいて一千年周期で転生する」と言っていましたが・・・?
これはエクサーではなく、セヴァリオスが支配者だからとゆーことで、
世界間で微妙な誤差がありますが、大抵はフォースを生み出す土壌として、エクサーなどは世界を創設します。失いゆくフォースを、地上に住まう愚かで小さな存在たちから奪い去るために。

フォースって?
フォース=魂の高潔さ、見えないエネルギー、強き意志や、信念など、フォースといってもそれを形作る要因は様々です。
例えば、サムライの放つ闘気「ソニックブーム」も、フォースの一つの形といえますですね。鍛錬や経験により洗練された魂はより強力なフォースとなり、これが命の潮流に飲まれるとエクサー等は大きな力を得ますので、それらの強力な、魂ともフォースともよばれる見えないエネルギーは、エクサーには好まれます。
根元はいう、エクサーなど、魂を狩る死神に過ぎぬと。
DF世界を構成するのは、肉体などによる物理世界と、フォース・魂などと呼称される具現化していないエネルギーによる精神世界の二つに分類できます。
もともと、神や悪魔といったものは精神世界の存在ですし、彼らの存在を「力」として確定させる為にも、フォースなどのエネルギーの存在は必要になります。
物理的に証明出来ない事実、それを人は奇跡と呼びますが、これは精神世界というエネルギーの具現化として捉えて下さい。精神世界からの力のレンタル=魔法とか、召還といった感じになります。
ちなみに神も魔神も肉体である物理世界に存在している時は、理論上、死にます。
問題は肉体の老化などによる自然死等であれば、自らが命の潮流に巻き込まれることはありませんので不滅ですし、何度でも肉体を得ることも出来ます。
ですが、仮に誰かに倒されでもした場合、しかもその命の潮流に巻き込まれた場合、エネルギーに還元されて消滅します。それが、神や魔神と呼ばれるものの実質的な死です。
ちなみにDF世界で神と呼ばれる存在は、みなさんが考える神ではなく、最も早くに命の潮流の存在に気付いて、それを利用して神となり得た生命体に対する呼称です。ですから、DF世界の場合、それがただの人間であったとしても、神に成り得ます。それは永遠と呼ばれる者達に対しての呼称ですので、命の潮流から脱して永遠たる存在に成り得れば、神にもなれます。ですが、それが=エリア(世界)の支配者ではありませんのであしからず。

守護国って?
守護国ですが、帝国は複数の小、大国によって構成されていますので、皇帝直轄領を守るために、重臣などが『忠義王』などの名と領地をもらい、そのまま守護国を創設することがあります。大帝国になると、300を超える国家が傘下に入りますし、当然、全てが皇帝家に好意的ではありません。よって、守護国や大公国など、直轄領を守るために周囲を身内で固めるというやり方を取ります。さらに複雑にいうと選帝候制度が出てくるので、このへんでやめときます。
とにかく守護国の名は、その名残ということで。

DF世界の魔法ってどんなもの?
これは、フォースと呼ばれるエネルギーの具現化ですね。より強大なフォースを有する魔神などの力を借りて、魔法を発動させる者もいれば、自らのフォースを使ってその力を魔法という形で発動させる者もいて様々です。ですが基本的に、支配者エクサー等は人々に魔法という力を与えたがりますネ。力は人を争いに駆り立て、それで人々の魂=フォースは洗練され、より魂=フォースを狩るのに有効になるからです。より強き者たちが、勝手に殺し合いますからね。エクサーのフォースはそうして時と共に増大していきます。
魔法は神とも呼ばれる存在が人に与えた「禁断の果実」ってなことで、どーでしょーか?

この世界で長生きな人ってどんな原理があるんでしょう。
セヴァの血を引いてる人やジラはともかく。
もしかしてエルラーゴラの力ですか?
長生きの秘訣ですか? それはDFの輪廻の基本設定に「命の潮流」ってのがあって、これはあとで漆黒で語りますけど、長生きな人達は、その命の潮流から離脱しているから寿命では死にません。ちなみに命の潮流の管理者が「エクサー」であり、その上に「根元」がいます。セヴァリオスは永遠の存在である為にエクサーの真似をしていただけに過ぎません。
エルラーゴラとかライブエオンとかダークフォース(六魔王)とか、長生きな方々の呼び名はいろいろです。
命の潮流は、「根元」が作り出した、支配者が永遠である為の法則で、いまんとこヒミツってことで。




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